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裸の王様にならないためには?

リーダーなど人の上に立つと、多くの批判を受ける。人格、考え方、立ち居振る舞い、仕事能力。何か一つでもスキがあればそこを突かれる。

あまりの多くの批判や苦言にさらされて、逆ギレするリーダーもいるでしょうし、がっかりするリーダーもいるでしょう。

しかし、我々が知っておかなくてはいけないのは、自分の耳に届く苦言は、部下が考えていることの10分の1、100分の1に過ぎないということだ。なぜなら、部下が上司に苦言を呈するのは、相当に積もり積もったものがあって、しかも全てをぶちまけることは滅多にないからだ。

リーダーが自分だけにスポットライトが当たっている、自分のおかげで組織が成立していると、考え出したときは要注意だ。本当にその通りになってしまっている。スポットライトが当たっているので周りが見えなくなり、誰一人自分の周りにはいなくなっている。

甘言を弄する人だけいて、苦言が耳に入らなくなった時、周りが何も言わなくなった時、リーダーへの信頼、期待、尊敬、人徳のすべてが失われている。こうなってしまっては、味方をしたいと思っている人も反発者への説明ができない状況になっており、まさに四面楚歌の状態だ。

そうならないためには、自ら苦言に耳を傾けなくてはいけない。その中には学ぶべきことが本当にたくさんある。苦言に耳を傾けるには、自分に対しての本音を引き出さなくてはいけない。が、部下が本音を語ることは、ほとんどない。だから、言動や行動から推測しなくてはいけない。つらい現状に目を向けるには謙虚さと強靭な精神力がいるが、それも人生修行だと考えれば可能になる。

組織に属し、部下でいるときは、自分を指導してくれる上司がいる。弱いところを突いてくれる上司がいる。しかし、自分がリーダーや上司の立場に立つと、そうしてくれる人はほとんどいなくなる。だから、自分で気づいていない失敗をすると、様々な”チャンス”、”成果”が失われている。そして、失われてしまったことすら気づかない。「裸の王様」になってしまうのは、本当に怖い。日々、器を広げ、精進したいと思う。

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2007年08月30日 16:06に投稿されたエントリーのページです。

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