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大統領はカネで買えるか?(堀田佳男)

本年はアメリカの新大統領が決まるので、その動きから目が離せない。
本書では大統領選挙を勝ち抜くためには、お金が非常に重要であると述べられている。
総額で5000億円ほどの政治資金が乱れ飛ぶようだ。
資金は、事務所や人員の維持、イベント、広告宣伝費などに使用される。

集金力のない候補は勝てない。ということだ。
お金というと癒着などの問題を考えてしまうが、実力があって、信認を得られる大統領はお金も集まるんじゃないかなと思ったりする。

■大統領選挙の仕組み
①予備選挙(08年1月3日~6月3日)

②党大会(民主党:8月25~28日、共和党:9月1~4日)
↓ 党の代表を決定
③本選挙(11月4日)

④選挙人投票(12月15日)
↓ 形式的な投票で大統領を選出
⑤大統領(09年1月20日)

■集金の仕組み
・個人献金…上限は予備選2300ドル、本選挙2300ドル
・PAC…企業や労組などが政治活動委員会(PAC)を作って献金
     ただし、PACが個人から資金を集めて献金する形になっており、上限は1万ドル(全米レベルの組織は2万5千ドル)
・マッチングファンド・・・連邦政府からの補助金。ただし上限は5000万ドル。(これに頼らないと集金できない候補者は勝てないようだ。)
・選管の管理外での献金・・・民主党系では、「民主同盟」という団体を作って年間30億円近くを政治団体やシンクタンクに流して、政策を打ち出したりしている。

ヒラリーは100億円ほど集金したようだが、9割を個人献金だ。個人献金を推進する仕組みとして、ヒルレイザーという富裕層中心の組織を作った。そして、一人のヒルレイザーは、10万ドルを最低集める。(一人の献金の上限は4600ドルなので、合計10万ドルになるように名簿を用意する。)


大統領はカネで買えるか?―5000億円米大統領選ビジネスの全貌 (角川SSC新書 21)
堀田 佳男
角川・エス・エス・コミュニケーションズ
2008-01
平均評価点5.0
コメント:複雑壮大なアメリカ大統領選挙の仕組みがよくわかる
コメント:大統領選挙の仕組みと資金収集の仕組み

by [Z]ZAPAnetサーチ2.0

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2008年03月08日 10:03に投稿されたエントリーのページです。

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