フロントメディア取締役を正式に辞任しました
ご報告です。
昨日、臨時株主総会で後任の取締役が選任されたので、株式会社フロントメディア(http://www.frontmedia.jp/)の取締役を正式に辞任しました。
フロントメディアの創業は2005年6月で、僕は10月からお世話になっておりました。
当時はまだまだライブドアや楽天なども勢いがあって、ちょうどネット企業が放送局を買収しようということで騒がれていたという社会情勢でした。
それから数年たって、当時、時価総額経営ということでやっていたネット系企業の株価は軒並み下がって店をたたんでしまっているところも多くあります。
時価総額経営は、実を伴っていない場合、単なる借金型経営だなと感じます。
大雑把にゆうと、まず売上げがどんどん増えていくという事業計画を出して、株価を吊り上げて、その吊り上った株価で企業を買収し、売上げの嵩を増やしていくという経営手法です。かなり高度な経営にも見えますが、借金型のバブル経営です。いつかは崩壊するものです。企業を永続的に発展させたいと考える経営者であれば、避けるべき経営手法です。
我々が生きている日本の経済環境は資本主義で、自由な競争の中で、企業は日夜発展を目指しています。(一部、まだまだ自由競争になっていない、放送や農業という分野もありますが…。)自由であるので統計力学的な発想で考えるなら、一定の確率論で経済のあり方を見ることもできます。言葉を変えれば、みんな同じことをやろうとします。そして、同じことをやっている企業は競争原理の中で勝ち残ることはできないです。
では、他と同じことではない、全く新しいことをやろうとすると、市場の創造という苦しみもあります。
フロントメディアは常に新しいことに取り組んできた会社だったなと思います。
社長には創業時から声を掛けてもらって約二年半ほど非常に貴重な経験を積ませてもらいました。どんなに良い会社であっても、最初の3年ぐらいは、相当にぐちゃぐちゃするものだし、嫌なことなども経験をするものです。今から3年前に戻って、もう一度、やったとしたら、もっとうまくやれたかなあと思います。それが人間としての成長なのかなとも思います。
メンバーもこれから数十年ビジネスマン人生を送っていくであろう若い社員が多いので、今後のフロントメディアの発展とともに、単にスキルだけでなくて、人間学みたいなものもつかんでいってもらえればいいなあと思います。
関係者の方には、また、個別でメールなどを送らせてもらうと思います。